冬になると日本に飛来する渡り鳥であるツルは、その優美な姿で多くの人々を魅了してきました。このプロジェクトは、ツルに親しみを感じ、古くからの隣人として共に暮らす気持ちを、多くの人に持ってもらいたいという目的で開始しました。 本サイトでは、研究者がツルに装着したGPS発信機のデータも公開しており、地図上でツルの移動ルートや現在地がわかるため、「今日はどのあたりにいるのかな?」とまるで一緒に旅をしているような感覚を味わえます。大陸の繁殖地から日本までの長い渡りの道のりや、休憩のために立ち寄る場所を知ることで、自然のスケールの大きさを実感できるでしょう。 ユーザー自身が目撃情報を投稿することも可能で、観察の体験をみんなと共有する楽しさも魅力のひとつです。ユーザーの投稿を通じて、誰でも気軽に「ツルがどこで暮らしているか」「何をしているか」といった情報に触れ、ツルを身近に感じることができます。 科学的なGPS追跡データとユーザー投稿が融合したこのサイトは、誰もが参加できる「ツルとの共生コミュニティ」です。自然や野鳥にあまり詳しくない方でも直感的に楽しめるつくりにしています。家族でのお出かけや、ちょっとした休日の散策前に気軽にのぞいてみるのもおすすめです。ツルとの出会いを共有し、未来へとつないでいくためのプロジェクトにぜひ参加してください。
- ナベヅルの羽数:1
- マナヅルの羽数:7
- 目撃場所の環境:河川敷
- 目撃時の行動:飛翔
- 県:熊本県
- 市町村:水俣市
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- ナベヅルの羽数:9
- マナヅルの羽数:1
- 目撃場所の環境:水田
- 目撃時の行動:休息
- 県:鹿児島県
- 市町村:出水市
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- ナベヅルの羽数:3
- マナヅルの羽数:2
- 目撃場所の環境:湿地
- 目撃時の行動:採餌
- 県:鹿児島県
- 市町村:阿久根市
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- ナベヅルの羽数:0
- マナヅルの羽数:5
- 目撃場所の環境:草地
- 目撃時の行動:飛翔
- 県:熊本県
- 市町村:水俣市
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- ナベヅルの羽数:7
- マナヅルの羽数:0
- 目撃場所の環境:水田
- 目撃時の行動:採餌
- 県:鹿児島県
- 市町村:出水市
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- ナベヅルの羽数:4
- マナヅルの羽数:3
- 目撃場所の環境:畑地
- 目撃時の行動:休息
- 県:熊本県
- 市町村:水俣市
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- ナベヅルの羽数:0
- マナヅルの羽数:6
- 目撃場所の環境:湿地
- 目撃時の行動:採餌
- 県:鹿児島県
- 市町村:出水市
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- ナベヅルの羽数:8
- マナヅルの羽数:0
- 目撃場所の環境:河川敷
- 目撃時の行動:飛翔
- 県:鹿児島県
- 市町村:阿久根市
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- ナベヅルの羽数:2
- マナヅルの羽数:4
- 目撃場所の環境:草地
- 目撃時の行動:休息
- 県:熊本県
- 市町村:水俣市
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- ナベヅルの羽数:5
- マナヅルの羽数:1
- 目撃場所の環境:水田
- 目撃時の行動:採餌
- 県:鹿児島県
- 市町村:出水市
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マナヅルは体長130cmの中型のツルです。体は青みがかった灰色で、目の周りが赤いのが特徴です。本当のツルという意味の「真鶴」が名前の由来のようです。シベリアの森林に囲まれた湿地帯で繁殖し、日本には11月頃から2月頃までの期間、越冬のために飛来します。世界の生息数は6000~7000羽程度と推定され、4割程度が鹿児島県の出水平野で越冬します。保全状況の評価は、IUCNのレッドリストで「危急(VU)」。
ナベヅルは体長100cmの小型のツルです。体は灰黒色で、首の半分から上は白色、頭に赤い模様があります。その体の色から、鍋底についたススのように黒いツルという意味の「鍋鶴」と名付けられました。アジア北部で繁殖し、日本には10月頃から3月頃までの期間、越冬のために飛来します。世界の生息数は1万4500~1万6000羽程度と推定され、その8割以上が鹿児島県の出水平野で越冬します。保全状況の評価は、IUCNのレッドリストで「危急(VU)」。
ツルの現状
鹿児島県出水市の干拓地の様子
ツルのねぐら
ツルの代替ねぐらを整備する試み
ツルの食べもの
田んぼで採食するツル
地域社会との共存
ツルとの共生を学ぶ学校の授業(長崎県五島市)










